変形性股関節症の有病率、発症率

変形性股関節症の有病率、発症率

変形性股関節症についての有病率は、診療ガイドラインを参考にしたいと思います。医療ガイドラインは、「医療現場において適切な診断と治療を補助することを目的として、病気の予防・診断・治療・予後予測など診療の根拠や手順についての最新の情報を専門家の手で分かりやすくまとめた指針」になります。

医療ガイドラインによると、レントゲン診断による日本の変形性股関節症の有病率は1.0~4.3%となっています。

男性の変形性股関節症の有病率、、発症率

男性は有病率が2.0%~7.5%となっています。

女性の変形性股関節症の有病率、、発症率

女性は有病率が2.0%~7.5%となっています。

変形性股関節症の疾患者数

ントゲン診断による日本の変形性股関節症の有病率は1.0~4.3%となっていますので、

  • 全体の4.3%なら400万人~500万人
  • 全体の1.0%なら100万人以上

の人が、変形性股関節症で悩んでいるということになります。

日本人の変形性股関節症は80%以上が形成異常によるもの

変形性股関節症は2つの種類に分けられ、原因が明らかでないものを一次性と呼びます。老化や肥満や重労働で股関節に過大な負荷がかかることで発症し、欧米では、90%を占めると言われています。

一方、原因がはっきりしているものを二次性と呼びます。これはレントゲン写真で股関節の形状に異常が認められるケースで、生まれたときに股関節が外れた状態だったり、股関節のおわんの形が浅かったりするなど、骨・股関節の異常や外傷が原因で発症します。

日本では圧倒的に二次性の変形性股関節症が多く、80%以上を占めると言われています。

変形性股関節症が女性に多い理由

どの国の研究においても、変形性股関節症は女性の方が圧倒的に多いというもの。女性に変形性股関節症が多い理由は、変形性股関節症につながる持病が多いことがあげられます

つまり、女性が現在かかっている症状や病気が変形性股関節症につながりやすいということです。

解剖学的な観点からお伝えすると、

  • 女性の骨盤は平たい
  • 重心と股関節までの距離が長くなる
  • よって、股関節に大きな負担がかかる
  • もともと女性は男性より筋力が弱い
  • 比較的女性は男性よりじん帯が緩い

といったような要素が絡んで、有病率に差が出ていると言えます。米国では、55歳を過ぎると、手と膝の関節症に関しては、女性が男性の2倍になります。55歳を過ぎると、多くの女性が閉経を迎えるため、エストロゲンレベルの低下の関連が関係しているのではないかとも言われています。

実際、女性がホルモン補充療法を受けることで、関節症の発症が遅くなることが調査で証明されています。ホルモン補充療法は、発がんリスクがあると言われていますが、スーパーフードのハナビラタケは、発がん性を持たないエストロゲン、サイレントエストロゲンとして、医薬品化が急がれています。健康食品ではたくさん存在していますので、ハナビラタケの摂取を考えてみるのも良いでしょう。

日本人の変形性股関節症の有望率は外国に比べて低い

日本人の変形性股関節症の有病率は諸外国に比べると低くなっています。もともと痩せ体質であることが挙げられるでしょう。

また、日本食は、諸外国の料理に比べて、体に良いものが含まれているということもあるでしょう。

年間どれくらいの人が人工股関節置換術をしているの?

2016年のデータによると、人工股関節置換術は年間およそ6万件
「第27回 人工関節にまつわるお金のはなし||人工関節の広場」

国内の約3千人を対象とした研究では、膝の変形性関節症は40歳以上の男性の43%、女性の62%に見られ、70歳以上男性では約半数との報告もある
「脚の人工関節 進歩した素材、術式 手術の時期はよく考えて|産経ニュース

やはり股関節は消耗品:日々、大事にいたわって下さい

骨盤と一心同体、全身の運動に連鎖し、一番強いじん帯が備わった股関節は、やはり、人間活動の宝と言えます。

なので、日々、股関節の負担を減らせるなら、減らしていくことをおすすめします。

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