股関節と仙骨(せんこつ)座りとは

仙骨(せんこつ)座りとは

疲れた時にリラックスして、腰を背もたれにつけずに、だらっと座るような癖はついていませんか?

仙骨の後ろ面が座面に当たった状態で座っている座り方「仙骨座り」と言います。イラストを見ても分かるように、シートの背もたれの角度は垂直になっていませんよね。

もたれると体幹は斜めになってしまいます。また、滑りやすい材質になっていると、自然とリラックスするについれて、どんどんと背もたれの角度がズレていく人は多いと思います。

滑りやすいシートによって殿部(でん部)は前方に滑ってしまい、勝手仙骨座りになってしまうのです。

仙骨(せんこつ)座りと股関節痛

仙骨座りは、楽に感じる方もいるかもしれませんが、仙骨座りを続けていると、股関節痛を生み出す原因になることもあります。

仙骨座りでは、仙骨の後ろ面が背中(背骨の一部で12個ある胸椎)の二点で体を支えることになります。図を見れば、腰回りの面がごっそり取れていて、2つの点で体重を支えているのが分かりますよね。

仙骨の後ろ面が背中(背骨の一部で12個ある胸椎)の二点で体を支え続けると、もちろん、背中への圧迫が強くなります。

週間的に仙骨座りの姿勢を取っていると、背骨の一部で12個ある胸椎の高さにある筋肉は硬くなります。背中の筋肉は腰につながっているので、腰の筋肉も硬くなり、腰の筋肉は張ってきます。

最終的には腰椎や骨盤の動きが悪くなり、連鎖運動をしている股関節までが悪くなります。

高齢になるにつれて、骨盤は後ろに大きく傾いていく

仙骨座りでは骨盤が大きく後ろに傾くことになります。これは高齢者のような姿勢と同じです。

骨盤が後ろに傾くと、立っているときや歩いているときに骨盤や股関節の動きがさらに低下し、股関節痛を生み出す原因になっていきます。

普段の座り方の積み重ねが大切

背中が全面にぴったりつくように座りましょう

リラックスしたい気持ちも大事ですが、普段の姿勢が正しい骨盤と滑らかな股関節周りの動きを作る源になることを理解しておきましょう。

特に椅子に座るときは、肩甲骨回りが背中にぴったりとつくように心がけてみて下さい。そのことで、背中全面に体重の負荷が分散されます。また、しっかりとした姿勢で座ることで、上半身の骨格だけでなく、筋力も維持されやすくなります。

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