日常で股関節にかかる負担の大きさ

通常の両脚立ちで股関節に掛かる負担

なんと体重の約65%の体重負担が股関節に掛かっている

「体幹」という言葉は聞いたことがあると思います。体の幹となる胴体部分で、人間の体で一番重い部分です。「体幹」は全体重の約48%を占めています。2番目に重いのが両足(両脚)で、体重の約35%を占めています。

要は両足(両脚)立ちで、立っている時は、頭、首、体幹、腕の重みがかかります。なので、立っている状態では、股関節に65%の体重がかかります。

片足立ちで股関節に掛かる負担はどれくらい?

片足立ちは想像以上に股関節の負担をかけています

片足立ちになると、股関節の負担は体重の約3倍になります。これにはいろんな理由があります。

例えば、左足を上げて、右足立ちしたとしましょう。すると…

①両足で股関節に65%掛かっていた体重が、右足に集中します
②右足の体重分の17.5%が右足に乗っかかってきます
③左の浮いた足によって、左の股関節は支えがなくなります
④左の骨盤が左に傾いて、下がろうとします
⑤左の股関節が下がるのを防ごうと右の股関節が頑張ります
⑥右の股関節周りの筋肉が左の骨盤を引っ張り上げようとします

この結果、思いのほか、大きな体重が股関節に掛かってしまいます。体重が67kgのなら、200kgを超える負担が片方の股関節にかかります。

股関節の歩くときの体重負担

平均的な人間の歩行スピードは約時速5kmです。時速5kmで歩いた場合は、体重の約4.8倍の負荷が股関節にかかります。

体重が70kgの人の場合は、なんと336kgの負担が股関節にかかかります。

股関節とジョギングをするときの体重負担

軽いジョギングの場合は、個人差がありますが、体重の5.5~7.2倍の負荷が股関節にかかっています。

体重が70kgの人の場合は、低く見積もって、385kgの負担がかかっていると言えます。

日常の何気ない片足立ちを減らしていこう

私たちが日常生活をする際に、片足立ちをすることは珍しくありません。階段の登り降りにしたって、片足に体重が掛かっています。

片足体重を分散させるコツは、自分の過ごしやすい杖を見つけ、その杖を愛用することです。今ではオシャレな杖もたくさん登場しているので、股関節の負担をなるべく抑えたい人は、杖をぜひ、導入してみて下さい。

股関の負担と体重が減るとどうなるの?

体重が1kg減るだけでも、股関節への負担は大きい

股関節が痛くて病院を受診すると、「体重を減らしましょう!という指示を受けることがあるかと思います。

先ほど、片足立ち、歩くとき、ジョギング時の股関節の負担をお伝えしまたが、体重が3kg減れば、股関節の負担は…

  • 片足立ちのときは、9kg減
  • 歩くときは、14.4kg減
  • ジョギングのときは、16.5kg~21.6kg減

となります。なので、体重を減らすことは、とても重要な手段の一つと言えますが、体重を減らすのは、個人の考えで行う感じで良いと思います。

股関にやさしい適正体重とは?

体重の目安の1つになるのが体格指数と呼ばれるBMIになります。

(式):BMI=体重(kg)÷身長(m)の二乗
(例)170cm、体重65kgの人であれば、65(kg)÷(1.7×1.7)=22.5
となります。

体格判定基準 体格判定
体重(kg)÷身長(m)の二乗
18.5未満 やせ
18.5~25未満 標準
25~30未満 肥満
30以上 高度肥満

BMIの指標は賛否両論ありますが、単純な股関節への負担を見る際には、非常に便利だと言えます。

栄養補給をバランスよく行い質の良い体重に

同じ体重だとしても、体内酵素量を多くし、たんぱく質やカルシウムをはじめとしたバランスの良い食事を摂っている方は、骨や筋肉も丈夫になり、股関節がより健全にサポートされます。

単純な体重だけでなく、日ごろからの食習慣も栄養をバランスよく摂るようにしましょう。

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