股関節に抗炎症罪クリームを塗っても意味はあるの?

抗炎症剤クリーム

抗炎症剤クリームを塗ることは、関節症に有効であることは分かっていますが、股関節症の場合は注意が必要です。というのも、股関節は関節の部位が皮膚から遠いため、抗炎症剤クリームが深く浸透しない可能性があるからです。

ボルタレンゲルの場合

グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社が販売するボルタレンゲルでは、「痛みのもととなる炎症部位に高濃度のジクロフェナクが到達」したことが分かっています。

ジクロフェナクは、非ステロイド性抗炎症薬に使われれる成分です。

変形性膝関節症又は変形性股関節症の患者にボルタレンゲルを1日3回、1週間塗擦し、最後の塗擦から6時間後に、筋肉、滑膜、関節液、血漿中のジクロフェナク濃度を測定しました。すると、変形性関節症の炎症部位である「滑膜」に、関節液、血漿中に比べて高濃度のジクロフェナクが移行していることがわかりました。

このようにしっかりと実験が行われているものを利用する必要があるでしょう。

抗炎症剤クリーム

立行政法人国立病院機構災害医療センターの宗田大院長が監修を手掛けた『最新医学図解 詳しくわかるひざ・股関節の痛みの治療と安心生活』(主婦と生活社)には、クリームを使うことの効用が語られています。

それは、クリームが筋肉をほぐすストレッチ効果があるということです。

股関節に浸透しなくても、股関節周りの筋肉に浸透することで、筋肉がほぐれる作用があります。炎症を鎮めるインドメタシン系のクリームは有効だと言えます。

インドメタシン系のクリーム

●アースロテック ●ジクロフェナク
●シフルニサル ●フェンブルフェン
●イブプロフェン ●ナプロキセン
●プロキシカム ●ナブメトン
●スリンダック ●ケトロラック
●メロキシカム ●ケトプロフェン
●テノキシカム ●アスピリン

皆さんが聞いたことがある成分もあるかと思います。詳しくは、薬局などで薬剤師と相談したり、病院で医師と相談するようにしましょう。

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