股関節とじん帯

関節とじん帯

じん帯とは、関節の命綱

じん帯は、関節に急激な負担が掛かったとき、関節が動き過ぎないように制限してくれます。

車に乗った時をイメージしてみて下さい。皆さんはシートベルトをするはずです。そして、スピードを上げた車が急ブレーキをしたとします。その際、シートベルトがあるおかげで、シードベルトが歯止めになり、座席の上に留まることができます。

この「<車に乗った人>と<シートベルト>」の関係が、「<関節>と<じん帯>」の関係と言えます。

股関節にあるじん帯

強靭なじん帯

・腸骨大腿じん帯(ちょうこつだいたい)
・坐骨大腿じん帯(ざこつだいたい)
・恥骨大腿じん帯(ちこつだいたい)

血管を導くためのじん帯

・大腿骨頭じん帯(だいたいこつとう)

大腿骨頭(じん帯)が寛骨臼(かんこつきゅう)から抜けにくする

・輪体(りんたい)

寛骨臼(かんこつきゅう)の切れ目にあるじん帯

・寛骨臼横じん帯(かんこつきゅうおう)

総じて、股関節のじん帯は人の体の中で一番強靭なじん帯になっています。

じん帯とコラーゲン

じん帯は、伸び縮みをせずに、頑丈な箇所で、基本的な成分はほぼコラーゲンになります。コラーゲンと聞くと、肌の美容のイメージがあるかもしれませんが、骨の中に含まれるコラーゲンは、外部から与えられる力に抵抗する大切な役割を果たしています。

じん帯と捻挫(ねんざ)

じん帯が被害を受ける時の症状に捻挫(ねんざ)があります。例えば、テニスやバスケットボールなど、急激な方向転換が必要なスポーツでは足首を捻挫(ねんざ)することがありますが、捻挫は、足首周囲にあるじん帯の損傷や断裂が原因の1つになります。また、突き指の衝撃でもじん帯を傷めることがあります。

先ほど、「<関節>と<じん帯>」の関係を「車に乗った人>と<シートベルト>」に例えましたが、車のスピードをあまりにも出し過ぎると、シートベルトがちぎれて、人が吹っ飛んでしまうような状態が、じん帯損傷やじん帯断裂と言えば、想像がつきやすいかと思います。

股関節のじん帯はレントゲンに写らない

股関節に限らず、じん帯はレントゲンに写りません

じん帯はレントゲンに写りません。なので、じん帯がどの程度損傷したり、断裂したりしているかは、MRI検査で詳しく検査して判断する必要があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です