ハイヒールは股関節に悪いのか?

ハイヒールを履くと股関節痛へ近づくのは紛れもない真実

ハイヒールを履くと股関節に悪いのか?

ハイヒールやパンプスは女性のファッションには欠かせないアイテムとなっていますよね。オシャレで履くことも大切ですが、ハイヒールが股関節に与える影響を前もって知っておけば、健康の対策もきちんと知ることができます。

ハイヒールで立っている状態

ハイヒールを履くと「かかと」がぐいっと持ち上げられます。すると、つま先で背伸びをしているのと同じ状態になります。つま先立ちのような姿勢になると、

  1. 骨盤がやや前傾する
  2. 重心が前に移動する
  3. 姿勢を戻そうとする
  4. 代償の運動パターンが出現する

代償の運動パターンというのは、非日常な勝手の悪い姿勢や動きを取ったせいで、その勝手の悪さを別の箇所の姿勢や動きを変えることで補おうとする運動パターンです。

ハイヒールを履くことでよく起きる運動の代償パターンは、骨盤の前傾を強めて、腰を反らすようにして代償する方法です。つま先立ちで前に沈み込みそうになるのを、腰を沿って保つということです。また、骨盤を後ろに傾けて代償する方もいます。

ハイヒールの姿勢は臼蓋形成不全をかばう姿勢と同じ

ハイヒールが高齢者の姿勢を作り上げてしまう

ハイヒールを履くことで、臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)があって、浅い被りを補う姿勢になります。臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)とは、

  • 大腿骨頭(だいたいこっとう)と寛骨臼(かんこつきゅう)の大きさがあってない
  • 大腿骨頭(だいたいこっとう)が寛骨臼(かんこつきゅう)にしっかりはまっていない
  • 大腿骨頭(だいたいこっとう)の寛骨臼(かんこつきゅう)に対する被りが浅い

といった状態で、レントゲン上の診断で、臨床的に問題となるようなことはありませんが、変形性股関節症の手前として、変形性股関節症の「前関節症」と言われていまる症状になります。

臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)を詳しく知りたい方はこちら

股関節とCE角、Sharp角

ハイヒールを歩くことによる股関節への負担

負荷は増えて、痛みや機能障害へつながる

ハイヒールを履いて歩行すると、かかと接地から足底に接地したときの体重負荷を緩和する足関節の羽後沖がうまく行えません。ヒールがあることで、足裏全体で地面を踏んで、体重負荷を足の裏全体に広げることができませんよね。点でドンと体重の負荷を打っているようなイメージです。

そのため、股関節だけでなく、膝関節の体重負担も増えて、股関節や膝関節に痛みや機能障害を生み出すことになります。

ヒールは低くても大丈夫じゃありません

ハイヒールを履いていない時の歩き方までを変えてしまう

かかとが持ち上げれらた姿勢では、ふくらはぎの筋肉の伸縮性が低下し、足関節の可動域や筋力も影響を与えてしまいます。ハイヒールを履いていないときの姿勢や歩行を変化させる可能性もあります。

ヒールが高かろうが、低かろうが、姿勢が変わることがいけないのです。

ハイヒールを履くなら足のケアを定期的に行おう

平らなスポーツシューズでの運動も

ハイヒールを履きたい気持ちは、女性皆さんがお持ちだと思います。なので、ハイヒールをまったく履かないことはあり得ないと思います。その際は、整体やマッサージなどに行ったり、ストレッチやお風呂できちんと足を休めたり、ケアを心がけて下さい。

特に女性は脚がよくむくみますよね。ヒールを履いて脚が疲れたり、その他の理由で足の血行が不良になると、むくみだけでなく、体の疲れも取れなくなります。足裏は東洋医学では第二の心臓とも呼ばれています。

また、普段は平らな靴でランニングやウォーキングを行い、平らなシューズでの体の正しい使い方を刷り込ませていくと良いでしょう。ヒールだけを履き過ぎると、体の使い方や骨格がヒールに寄ってしまいます。ぜひ、足を大事にいたわって、体の中心関節である股関節を健やかに保っていきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です